まなびのまとめ

読んだ本、考えたことのアウトプットの場として

【読書】DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 作者:ビル・パーキンスさん

 

死ぬ前にやりたいことのリスト化(Bucket List)をするみたいな話は呼んだことがあるが、期間(10年単位とか)を決めてやりたいことを書き出す(タイムバケット)という考え方はこれまでにはなかった。

 

「お金から楽しみを引き出す能力が歳をとるとともに減っていく」などの言葉も印象的でした。

 

今しかできないことにお金(時間)を使い、多くの経験を積みたいと思う。

 

以下印象に残ったところ

節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う。その結果、 世界が必要以上に小さな場所になってしまう。人生は経験の合計だからだ。 (p.31)

人生は経験の合計だ。あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、さらには一生に一度の経験の合計によって決まる。(p.41)

年上だから経験が多いとは限らない。年下だから経験が少ないとも限らない。人の魅力は肩書ではなく、その人の経験によるものだと思う。

私たちは皆、人生のある段階から次の段階へと前進し続ける。ある段階が終わることで小さな死を迎え、次の段階に移る。(p.172)

子どものころや、高校生の時に戻れないように、人生の中にも多くの区切りがある。今はどの区切り(小さな死)に向かって生きているのかを考えると、今しかできないことの大切さを感じれるのかもしれない。

この本の他のトピックとは違い、「人生は有限の期間で区切られたいくつかのステージに分けられる」という考えに目を向けるとき、金はあまり重要な意味を持たない。もちろん、各段階で何かを経験しようとすれば金が必要になることもある。だが、その限られたステージを最大限に充実させるために、大金が必要になるわけではない。たとえば、山登りをする、子どもを遊びに連れて行く、といったことがしたいなら、自分の予算にあった方法でそれを実行すればいい。(p.178)

経験を積むためにお金が必要なわけでない。大切な人と一緒に過ごす時間もかけがえのない貴重な経験。