まなびのまとめ

読んだ本、考えたことのアウトプットの場として

【読書】神さまたちの遊ぶ庭 著者:宮下奈都

 

神さまたちの遊ぶ庭 (光文社文庫)

神さまたちの遊ぶ庭 (光文社文庫)

 

 先週北海道に帰省した際に昔からお世話になっているおじさんとトムラウシで釣りをすることに。トムラウシの郵便局兼、お土産売り場でこちらの本が売っていて買うことに。

 

受付の人にこの本はトムラウシと関係があるのですか?と聞いたところ「山村留学に来ていた著者が書いた本なんですよ。私もなっちゃんという名前でちょっとだけ出てるんですよ。」とマスクをしていてもすごく笑顔で話しているのが分かったのがとても印象的でした。

 

実際に読んでみると、なっちゃんは結構な頻度で出てきましたね 笑

今度会う機会があれば、ちょっとじゃなかったですね。と伝えたいです。

 

私も幼稚園から小学校2年まで占冠に住んでいました。

小学校の2年生の時の同級生が3人でトムラウシの学校よりは人数が多いですが、トムラウシの生活を見ると少し似ている部分を感じ懐かしく思いました。大人になってからの生活は大変かもしれないですが、子どものころに田舎に住めたことはとてもありがたいことだと感じています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=V-17bk9kLlM

この動画見てすごく優しい母のような雰囲気を感じました。

羊と鋼の森」も買ったので今後読みたいと思います。

 

余談ですが、旦那さんも読書化で素晴らしいと思いました。子どもに本をプレゼントする親はすてきだと思います。

 

以下本文メモ

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帰り道、風景が変わっている。今まで道端の緑としか認識していなかった塊が急に自己主張を始める。ヤマブドウだよ!イタドリだよ!こういうことって、ときどきある。たとえばオーボエの音色を知ったら、これまで聞いてきた交響曲から不意にオーボエの旋律が際立って聞こえて、その曲が新たな顔を持ちはじめるようなこと。知らなかった言葉の意味に触れたら、文章の深さがこれまでとは違って響くようなこと。 

人は聞きたいことを聞き、見たいものを見る。意識を変えたり、知識を増やすことで世界の見え方も変わってくるんだなぁと。