まなびのまとめ

読んだ本、考えたことのアウトプットの場として

【読書】生命保険のカラクリ 著者:岩瀬大輔さん

 

生命保険のカラクリ (文春新書)

生命保険のカラクリ (文春新書)

  • 作者:岩瀬 大輔
  • 発売日: 2009/10/17
  • メディア: 新書
 

 こちらもMr.PDCAが紹介されていた本(だいぶ影響されてますね笑)

https://pdcadiary.hateblo.jp/entry/2020/07/22/025802

 

生命保険に関しての知識が全然なく、初めて読んだ生保に関しても本。仕組みについての理解が深まりとても勉強になりました。今後家族ができた場合には、子どもが大学を卒業するまでの期間、生保を掛け捨てで入ってもいいと思った。医療保険に関しては高額療養費制度などの公的保証が日本では整っているのでそこまで必要ないことを学んだ。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/100714a.pdf

厚労省の高額療養費制度についての説明)

 

ライフネット生命は最近CMでよく見るのだが、高コストの対面販売を少なくし、保険料削減を図ることや付加保険料を開示したことを知ると好感が持てる。

 

以下、メモ

特にガンについて具体的に金額を出し例を挙げてるのは分かりやすかった。

  • 日本の生保は営業職員が人海戦術で売り歩くため高コスト ->このビジネスモデルを支えるために高収益の商品を販売
  • バブル崩壊で逆ざやが起きた->転換セールスが行われ問題になったり、新規加入者がその分の負債を負担する仕組みにもなる https://www.dai-ichi-life.co.jp/support/glossary/term0028.html
  • がんで入院して治療に300万かかっても高額医療費制度のおかげで負担額は月10万程度
  • 保険会社の収入源:死差益(発生確率より支払いが少いことによる利益)、利差益(運用による利益)、費差益(事業費の削減による利益)